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40代・50代の婚活|統計で見る現状と、時間・お金の使い方、条件の整理、健康や親の介護の話し方

40代・50代で婚活を始める時、「今からでは遅いのでは」と感じる人は少なくないです。けれど国の統計を見ると、同じ世代で独身の人は決して少数ではなく、毎年多くの人がこの年代で結婚しています。この記事では、国勢調査と人口動態統計の数字で現状を確かめたうえで、限られた時間とお金の使い方、相手に求める条件の整理、健康や親の介護など大人の婚活ならではの話題の伝え方をまとめます。

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  • 50歳前後で配偶者のいない人の割合と、40代・50代で結婚した人の数
  • 活動の期間と予算の決め方
  • 相手に求める条件を3つに分けて整理する方法
  • 健康・親の介護・お金について、結婚前に話しておきたいこと

統計で見ると、同世代の独身は少なくない

国立社会保障・人口問題研究所が国勢調査(2020年)をもとにまとめた「50歳時」の配偶関係を見ると、配偶者のいる人は男性で64.75%、女性で70.07%でした。裏を返すと、50歳前後の男性の約35%、女性の約30%は、いま配偶者がいないことになります(国立社会保障・人口問題研究所, 2024)。

50歳時(2020年)男性女性
未婚28.25%17.81%
離別6.50%10.64%
死別0.50%1.49%
有配偶64.75%70.07%

(「50歳時」は45〜49歳と50〜54歳の割合の平均。国勢調査は5年ごとで、2025年調査の配偶関係の結果は、当サイトの確認時点では確かめられていないです)

婚活サービスを使うことも、特別なことではなくなっています。リクルートの「婚活実態調査2024」では、恋愛や結婚の意向があり恋人のいない独身者のうち、結婚相談所・婚活サイトやアプリ・婚活パーティーのいずれかを使ったことがある人は26.3%でした(リクルート, 2024。民間の調査)。

結婚相手を探している同世代は、思っているより多くいます。「若い人に混じって探す」と考えるより、「同じように探している同世代と出会う場を選ぶ」と考えると、場の選び方がはっきりします。

50歳時の配偶関係(2020年)50歳時の配偶関係(2020年)45〜49歳と50〜54歳の割合の平均男性女性未婚離別死別有配偶男性女性未婚28.25%17.81%離別6.50%10.64%死別0.50%1.49%有配偶64.75%70.07%配偶者のいない人は、男性の約35%、女性の約30%です。
出典:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」表6-23(2024、2020年の国勢調査による)。未婚・離別・死別を合わせた割合が「配偶者のいない人」です。

40代・50代で結婚する人は毎年数万人

厚生労働省の人口動態統計(2024年)で、その年に結婚生活に入り、同じ年に婚姻届を出した夫婦を年齢別に見ると、40代で結婚した夫は36,440人、妻は25,602人でした。50代では夫が15,748人、妻が11,860人です(厚生労働省, 2025。初婚と再婚の合計を当サイトで計算)。

40代の妻では、初婚が12,797人、再婚が12,805人と、ほぼ同じ数でした。この年代では、初めての結婚の人も、再婚の人も、同じように結婚しています。再婚を考えている方は再婚の婚活もあわせて読みましょう。

40代・50代で結婚した人の数(2024年)40代・50代で結婚した人の数(2024年)初婚と再婚の合計40代の夫36,440人40代の妻25,602人50代の夫15,748人50代の妻11,860人40代の妻の内訳初婚再婚12,797人12,805人40代の妻では、初婚と再婚がほぼ同じ数でした。
出典:厚生労働省「人口動態統計(確定数)令和6年 婚姻」第9.7表(2025)。その年に結婚生活に入り、同じ年に婚姻届を出した夫婦の数で、初婚と再婚の合計は当サイトの計算です。

時間の使い方:期間を区切って見直す

仕事や家族の用事がある40代・50代は、婚活に使える時間が限られます。だらだら続けるより、期間を区切って振り返るほうが、気持ちもお金も消耗しにくくなります。

  1. まず3〜6か月を1区切りにして、使うサービスと予算を決める
  2. 平日の夜はプロフィールの見直しや相手探し、週末は会う、と時間の使い方を決める
  3. 区切りの時点で、会えた人数と手応えを振り返る
  4. うまく進まなければ、場(アプリ・相談所・パーティー)や条件を一つだけ変えて続ける

参考として、IBJは公式サイトで、成婚した人の在籍日数を「約9か月(男女を合わせた中央値)」と示しています(IBJ公式, 2026年10月確認)。結婚相談所でも、1年前後の期間を見込んでおくと計画が立てやすくなります。

お金の使い方:1年の予算から逆算する

婚活の費用は、選ぶ場によって1年で数万円から数十万円まで差があります。公式サイトの料金をもとに1年使った場合を計算すると、マッチングアプリ(ペアーズ・男性・12か月プラン・ブラウザ払い)は20,100円、結婚相談所はツヴァイの紹介プランで310,200円、IBJメンバーズで1年後に成婚した場合は677,050円でした(2026年10月時点・税込・当サイトの計算)。

大人の婚活では、服装や写真、食事代などの「会うための費用」もかかります。最初に1年の上限額を決め、そこから「どの場にいくら使えるか」を逆算しましょう。費用の内訳と契約のルールは結婚相談所の費用と契約、場ごとの違いは結婚相談所とマッチングアプリの違いで詳しく解説しています。

マッチングアプリは18歳未満の方は利用できません(出会い系サイト規制法)。

相手に求める条件を3つに分ける

条件を細かく決めすぎると、会える人が少なくなります。紙に書き出し、次の3つに分けてみましょう。

分け方考え方例
ゆずれない条件2〜3個までたばこを吸わない、住む地域、子どもを望むか
あるとうれしい条件会ってから確かめる趣味が合う、料理をする
気にしない条件検索の条件から外す身長、学歴、婚歴

プロフィールも、今の自分をそのまま伝えるのが近道です。写真は最近撮ったもので、表情が分かるものを選びましょう。自己紹介には、仕事や休日の過ごし方に加えて、「結婚したらどんな毎日を送りたいか」を一言書くと、同じ考えの人から申し込みが届きやすくなります。年齢を重ねたからこそ書ける、生活の落ち着きや経験は、そのまま魅力として伝わります。

年齢の幅も、最初は少し広めに設定すると出会いが増えます。結婚相談所の中には入会できる年齢に目安を設けているところもあり、たとえばIBJメンバーズは公式の料金ページで男性25〜49歳・女性20〜39歳という目安を示しています(2026年10月時点)。年代に合った相談所を探す時は、TMSのように「40代」「50代」「シニア」など年代から探せる入り口を設けている連盟の検索も使えます。

結婚前に話しておきたい「健康・介護・お金」

40代・50代の結婚では、二人だけでなく、それぞれの健康や親のこと、これまでに築いた家計も一緒に背負うことになります。真剣に交際を考え始めたら、次の話題を少しずつ共有しましょう。

介護は、制度を知っておくと話しやすくなります。介護保険では、40〜64歳の医療保険の加入者は「第2号被保険者」として保険料を払い始めます(厚生労働省)。また、育児・介護休業法の介護休業は、配偶者の父母も対象家族に含まれ、対象家族1人につき3回まで、通算93日まで休めます(厚生労働省)。「もし親に介護が必要になったら、こういう制度を使って二人で支えよう」と、具体的な形で話せると安心につながります。

年代に合う出会いの場を選ぶ

同世代と出会いたい時は、利用者の年齢層を公表しているアプリや、年齢の条件がある婚活パーティー、年代別の相談所を選ぶと、効率よく出会えます。自治体の結婚支援センターや婚活イベントも、住んでいる地域によっては使えます。パーティーの選び方は婚活パーティー・街コンの選び方と注意、相談所の型の違いは結婚相談所の選び方でまとめています。

40代〜60代は、ロマンス詐欺に特に注意が必要な年代です。警察庁の確定値では、2025年のSNS型ロマンス詐欺の被害者の75.6%が40〜60代で、最初に接点を持ったツールはマッチングアプリが32.7%で最も多い結果でした(警察庁, 2026)。会ったことのない相手から投資やお金の話が出たら、詐欺を疑いましょう。困った時は「#9110」(警察相談専用電話)か「188」(消費者ホットライン)に相談しましょう。

最終確認日:2026年10月1日

参考にした資料